世間でワインの新酒と言えばやはりボジョレヌーヴォー。
実はボジョレヌーヴォー解禁より早くイタリアの新酒「ノヴェッロ」が10月末に発売されています。
今年はそのイタリアの「ノヴェッロ」とフランスの「ボジョレヌーヴォー」を主役に、去る11月23日に島ヶ原のフレンチ・レチュードさんとコラボイベントをさせていただき大盛況のうちに終えることができました。
また来年も開催しようと思っているのでよろしくお願いします。
さて、そのイベントから一週間が経ちまして
今年も、 名張の國津果實酒醸造所さんの新酒入荷しました。
山形のぶどう栽培集団「ぶどうと活きる」の枝松さんと古内さんのぶどうを名張で醸造したスパークリングの白ワインです。
昨年の新酒よりアルコール度数・泡の強さが増して、青リンゴやパイナップルのような香りとマイルドな味わいながらしっかりとした印象。
白ワインを作る過程の発酵途中で瓶詰めしたのち、再度発酵を続けて発生した炭酸ガスをワインに閉じ込める方法でスパークリングワインに仕上がっています。
専門用語でリュラル方式、または田舎方式と呼ばれる手法です。
この方式では役目を終えた酵母が澱(おり)として瓶の中に残ります。
瓶の底に沈殿しているので見た目は澄んだ淡い黄色ですが、栓を抜くと手品のように濁りワインになります。
ご興味おありでしたら一度飲んでみてください。