伊賀のお隣、名張市のワイナリー「國津果實酒醸造所」。
当店でもそのワインを取り扱ってまして、このブログでも何度か紹介したのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。
今売られているワインは山形県などのお知り合いの方のぶどうを名張のワイナリーで醸造したものです。
ぶどうって、ものすごくざっくりと言うと何も加えなくても果汁を絞って発酵させるだけでお酒=ワインになるんです。
でも、ぶどうの個性を活かして、作り手が思い描く通りのワインに仕上げるためには栽培の最初からボトルに詰めて出荷するまで、どこをとってもデリケートなポイントだらけ。栽培方法から、収穫のタイミング、どのように果汁を絞って発酵させるか、温度、期間、タンクの種類、かき混ぜるか静かに寝かせるか。発酵したワインを濾すかどうか、どれくらい寝かせるか…
ほんとはもっともっと細かい部分まで考えて作られていて、想像すると気が遠くなります。
それくらいワインの醸造は難しい仕事だと思っていますが、國津果實酒醸造所・中子さんはその作業と並行して、自ら畑仕事も行いぶどうの栽培をされています。
縁あって昨年から春頃〜収穫される11月頃まで月一回程度のペースでお手伝いという名目でぶどう畑にお邪魔させてもらってます。
去年もブログで少し書いたんですが、筆不精ならぬブログ無精で途中で書くのをやめてしまったので今年こそは毎月リポートしようと思います!
3月「苗植え」しばしお待ちを。