2月と8月。
これは飲食業界で一般的に客足が遠のくと言われている月。
今年は寒さも一段と厳しく、外出するのもためらわれる日が多かったですが、それでも食事に来てくださるお客様がいてくださってありがたく思います。
ただ、満席の日には何組もお断りする一方で空席が多くあるまま営業を終える日もあり、お断りする申し訳ない気持ちとうまく噛み合わないもどかしさとを味わったこの2月でした。
写真はランチ営業前の店内風景。
今頃の日光の射し込み方が好きです。
徐々に暖かくなってくる頃ではありますが、農業では端境期(はざかいき)と言われる、冬野菜と春野菜の間で品薄になる時期。
地元産の野菜を使う中で、元々仕入れが安定しないという課題があるんですが、端境期はそれがより顕著になります。
それでも、その日手に入った食材をベストな形で料理してお皿に乗せられるようにするのが僕の仕事。
「美味しいのは素材のおかげ、美味しくなかったら僕のせい」
店を始めて、生産者さんと顔を合わせて料理を作るようになってからこれを強く思うようになりました。
たいした厨房設備も技術もなかったら、気持ち込めるしかないでしょう。
今日から3月。いろんなイベントも控えています。花粉症対策しながら頑張ります!