ぶどう畑のお手伝いの話を書いていこうと思ったら、その前にワイナリー見学させてもらった話を書いてなかったことに気がついたのでまずはそちらから。
2019年2月のこと。
廃校になった名張市の國津小学校を改修して作られたワイナリー、「國津果實酒醸造所」。
名張市の商工会議所が中心となって立ち上げたこの醸造所を任されている中子さんは、南ローヌなどでのワイナリー研修を経て帰国し、その後は琵琶湖ワインに勤務しながら独立の準備をし、故郷である名張でワインを作ることになったそうです。
2月はワイン醸造、ぶどう栽培ともにオフシーズンということでじっくりとワイナリーを案内してもらいました。
外観は完全に小学校ですが、2018年7月に出来たばかりの醸造設備が入ったエリアはピカピカでワイナリーそのもの。
ワイン作りの工程やぶどう品種の説明から、フランス修行時代の話や醸造のポリシー、いろいろな話を伺いながら見学させてもらえました。
この時はまだ名張産のぶどうは出来ていなくて、タンクの中には山形のお知り合いの方からのぶどうで仕込まれたワインが。
これからここで名張産ぶどうでワインが作られるのを想像しながら、ぶどう畑のお手伝いをしていくことになります。
次回へ続く。